小さい子供のうちから正しい保湿ケアを💛

プニプニ、もちもちしていて思わず触りたくなってしまう
産まれたての赤ちゃんや子供の肌
そんな子供の肌はとてもデリケートで乾燥しやすいって
いうことはご存じでしょうか?
そんなデリケートな子供の肌を乾燥から守るための正しい
保湿ケアをご紹介✨


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【子供の肌の特徴】
①皮膚の厚さが大人の半分しかない
大人の皮膚は個人差もありますが、だいたい2ミリほどの厚さがあります。
それに比べて子供の皮膚の厚さは約1ミリほどと大人の半分しかないんです。

②赤ちゃんはとても汗っかき
大人よりも小さい体をした赤ちゃんですが、汗腺の数は大人と同じくらいあります。

身体の大きさから考えてみると、赤ちゃんは大人の2~3倍もの汗をかいています。
だから、汗をかいたまま放置してしまうと、あせもなどの皮膚トラブルを
起こしやすくなってしまうので注意が必要です。

③子供の肌はまだまだ未成熟!
わたし達の皮膚は、肌を紫外線や外部の刺激から守り、潤いを保つ、皮脂膜と角質層が
バリア機能として役割を果たしています。
ですが、子供の肌はまだ未成熟のため、皮脂膜も安定していない、成長途中の段階です。

【子供の肌はなぜ乾燥しやすい】
肌のうるおいには「皮脂膜」が大きく関係しています

産まれてから3か月ごろまでの赤ちゃんは、お母さんの女性ホルモンが作用するため、
皮脂分泌が盛んにおこなわれています。しかし、3か月を過ぎ、子供自身のホルモンが
活発になる思春期ごろまでは安定しずらいといわれています。

角質層が大人よりも薄く、皮脂分泌が少ない子供の肌は、水分をうまく保持することが
難しいため乾燥肌になりやすいとされています。


【子供に起きやすい肌トラブル】
1.おむつかぶれ
排泄した尿や便が長く肌に触れていることでの刺激や、おむつ内でのムレや摩擦による擦れ、
が原因で肌に炎症がおこりやすくなります。

2.あせも
あせもは高温多湿の条件が揃うと発生しやすくなります。また、赤いプツプツとしたものが
現れるのが特徴です。
厚くなる夏の季節はもちろんですが、赤ちゃんは冬場でも注意が必要です。
冬は厚着をすることが多いため、高温多湿になりやすくなります。
大人と同じ数の汗腺をもっている赤ちゃんは非常に汗をかきやすくなっています。
特に首元や腕、足の関節周辺にできやすいですが、身体全体にできるケースも
少なくありません。

3.乾燥性疾患
代表的なものとして乾燥性湿疹があります。

乾燥した肌はどんどん潤いが失われて行ってしまいます。
毎日保湿ケアをしているのに、なかなか症状が改善しないという場合には
乾燥性湿疹を疑ったほうが良いかもしれません。

〇症状〇
・皮膚がひび割れしている
・皮膚にシワができている
・皮膚が白い粉を吹いている
・皮膚に赤みとかゆみがある
・ブツブツとした湿疹が出ている


【肌を守るケアのポイント】
〇肌を清潔に保つ
毎日の入浴の際に、その日の汚れや汗をしっかりと洗い流してあげましょう。
その際に、石鹸やガーゼでゴシゴシ洗ってしまうと、肌への刺激となってしまうため
洗う際は、泡で優しくなでるように洗ってあげるのがポイントです!


〇お風呂はぬるめの36~40℃
肌の弱い赤ちゃんに熱いお湯は厳禁です!
大人が少しぬるいかなと感じる36~40℃が適切な温度です。

また湯船につかりすぎもよくありません。
赤ちゃんのお風呂は15分くらいを目安にしましょう。

〇こまめに保湿ケア
子供の乾燥肌のサインは「肌がサラサラしている」「頬が赤くなっている」
このサインを見逃さないことが大事です。
乾燥の状態が続いてしまうと、かゆみを伴うようになります。
そうならないためにも、保湿クリームでしっかりと肌ケアをしてあげることが
大切です。

〇洋服をチェック!
赤ちゃんはとても汗っかき。寒い冬場だからといって着せすぎるのも肌トラブルの
原因となります。服の中の状態をこまめに確認して、汗をかいていたら、早めに
着替えさせてあげましょう。