気持ちが明るくなる✨福祉ネイル💄

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「かわいいネイル」「おしゃれなネイル」「はやりのネイル」
ネイルをするのは若い人と思っていませんか?
高齢化が進む現代、高齢者にネイルサービスを行う
「福祉ネイル」というものが注目を集めています

「福祉ネイリスト」と呼ばれるプロのネイリストたちが、介護施設
福祉施設と直接訪問し、高齢者や障害のある方にネイルを行います。
一人ひとりの要望や好みに合わせてネイルを行うことで、毎日変わり
映えのない日々を送っていた、高齢者や障害のある方が、明るく元気を
取り戻す姿が見られているようです。


急増している高齢者へのネイル
年を重ねるにつれて、人の身体は少しづつ変化していき、外見も変わって
いきます。その中でも、女性はいくつになってもきれいでいたい!
いくつになっても若々しくいたい!とファッションや美しさに関する
興味や関心は残っているものです。女性は髪を整えたり、化粧をしたり、
お気に入りの服を着たりすることで、心がはずみ、気持ちが明るくなります。

こうした女性の気持ちに答えたのが福祉ネイルです。
実際に福祉ネイルを行うことで、心や行動、人との関わりが前向きになったり、
ストレスホルモンが軽減する効果があるといわれています。それに伴って、運動
機能が向上したとの報告もあります。福祉ネイルとは、高齢者施設や福祉施設
毎日淡々と特に大きな変化もなく、過ごしている高齢者や障害のある人たちに、
指先を美しく、きれいにすることによって、生活に潤いとメリハリを与えてくれます。
また、それがQOL(生活の質)の向上につながると考えられています。


福祉ネイルの効果とは
実際にどのような施術が行われ、どのような効果があるのかご紹介します。

年齢に伴い、肌にはしわやシミができるようになりますが、爪の状態は
ほとんど変化しません。ですが、乾燥することによって割れやすくなるため、
やすりで爪の形を整え、ローションや保湿クリームなどを使って、
手や指先を保湿します。

高齢者施設で福祉ネイルに関する施術を行う場合は、ネイルケアやハンドマッサージ
といったサービスが基本的なケアとなります。
もう少しおしゃれをしたいという方のは、ワンランク上の軽くマニュキアを塗るような
施術を行います。その場合、ジェルネイルははがすときに負担になってしまうことが
あるため、シールタイプのネイルで代用することもあります。
高齢者は体力や抵抗力が低下している場合がありますので、使い捨ての道具を使う、
換気や消毒を念入りに行うなどの、衛生面での配慮も重要です。

こうしたネイルケアやハンドマッサージ自体にも効果がもちろんありますが、
高齢者がネイリストと一対一で向き合って会話をしながらケアを受けることで、
コミニュケーションやスキンシップとり、安心感や気持ちの明るさにつながる
こともあります。

ビジネスチャンスになる福祉ネイル
美容サービスへの支出額は年齢に比例して、増えていく傾向があります。
その中でも最も多いの70代の女性といわれています。70代の女性の割合は
全人口の1割ほどを占めています。多くの高齢者が美容に関心を寄せている今
福祉ネイルなどの美容サービスは大いなるチャンスを秘めているかもしれません。